職場に行くと、人間関係や仕事の悩みがでてきます。
実は人間関係を円滑にするために、ビジネスマナーが重要な役割を果たします。
今回は、コミュニケーションを主にしたビジネスマナーを紹介します!
【日常でも社会でも重要な挨拶をマスター!】
挨拶はすぐに実践でき、自分のスキルも上げられるビジネスマナーです。
今日は挨拶のポイントを確認していきましょう。
*挨拶は自分から*
目上の上司や先輩だけではなく、自分と同期や後輩たちにも、進んで自分からあいさつします。
挨拶は何度しても不快になりません。
もう挨拶をした人でも、すれ違うときには挨拶をしましょう。
挨拶が苦手な人は、家族に挨拶をする習慣を作る、職場に出勤したらみんなに挨拶をする習慣を心がけると、自然と体が覚えていきます。
自然とできる挨拶がいちばんの目標なので、よかったら今日から笑顔で始めてみてください。
*理想の挨拶ポイント*
1つ目は「笑顔」。
挨拶をするときに、笑顔とふつうの時と、声色が変わります。
ふつうの声は、事務的な挨拶に聞こえがちです。
せっかくなので、笑顔で表情も声も、明るく元気になれる挨拶をしましょう。
1日の始まりが憂鬱なときも、笑顔で挨拶することで、じわじわ元気がみなぎってきます。
辛いときこそ笑顔で!という言葉をよく耳にしますが、笑っていると本当に元気になってくる不思議があるのです。
2つ目は「目を見て」。
SMAPのビストロのゲストで、アーティストのAIとAIの母親が出演していました。
中居さんがトークの中で、明るくハッピーなAIさんに育てる秘訣を、お母さんに質問しました。
すると、必ず目を見て挨拶すること、目を見てありがとう・ごめんなさいを言えるように教えていたそうです。
挨拶は社会にでてから本当に重要だと実感します。
接客業はとくにお客様と話す機会が増えるので、挨拶は徹底して教えられます。
デスクワークなどのオフィスでも、上下関係を崩さない・仕事を円滑にするコミュニケーションを作るために必要です。
【間違いやすい言葉遣いや敬語をマスター!】
まず間違えやすい敬語を確認していきましょう。
1.失敗したときに、「ごめんなさい」
正しくは「申し訳ございません」を選びます。
2.返事をするときに「了解です」
正しくは「かしこまりました」
3.先に帰るときに「ご苦労様です」
正しくは「お疲れさまです」
使う頻度が高い敬語なので、間違えないように意識しましょう。
国語の授業でもでてきましたが、敬語は3つに分けられます。
*尊敬語・・・尊敬をこめて、相手を立てる表現です。
*謙譲語・・・自分を下げて、相手を立てる表現です。
*丁寧語・・・「ご・御・お」などを言葉の最初につける表現と最後に「です、ます」とつける表現です。
丁寧な言葉は、相手に尊敬をこめた表現になりますが、「ご・御・お」をつけすぎると二重敬語になり失礼になります。
敬語は、先輩たちの真似をして覚えることも3つの区別もつけられるようになります。
3つの違いがあることだけは忘れずに、よく観察してみてください。
【仕事のスキルをあげる「ほうれんそう」!】
最後に自分のスキルアップにも、人間関係にも役立つビジネスマナーを紹介します!
報告・連絡・相談の「ほうれんそう」の仕組みをみていきましょう。
*報告*
1.仕事を任せた上司へ経過や結果をみて、修正個所やアドバイスをもらうことです。
2.次の仕事は、その取り組み方の指示をもらえる
役割があります。
上司も、今どの時点までできているか判断できる、状況を理解しているので、ほかの仕事を任せるタイミングを見ることができます。
*連絡*
みんなで共有する情報を伝える、必要な情報を正確に相手に伝える、取引先などのビジネスにいちばん重要な役割があります。
電話を受けたときに、引継などもあります。
承る情報が間違えないように、正確な情報を残し連絡することが大切です。
職場でも同じ仕事の情報を共有すると、進め方がわからないときに、先輩たちからのアドバイスももらえるし、相談もしやすくなります。
*相談*
わからないときに、勝手に自分で判断すると大きな失敗につながります。
転職したときに、同じ職業の分野でもそこの職場で決まっていることもあるし、仕事の内容も異なってきます。
自分が大変になるので、必ず上司や先輩に相談をして、ひとりで抱えないようにしましょう。
嫌な顔をする先輩も正直いますが、ほかの先輩に相談していきましょう。
目の前で相談すると嫌みを言われるときは、隠れて聞く、絶対にわからないことや困ったことは相談しましょう。
いじわるな先輩には、積極的に距離をおいて仕事をがんばってほしいですが、笑顔で挨拶することと、「ほうれんそう」だけは必ずしましょう。
【最後に】
報告をするときに、メールを使うときも増えてきましたが、短い文で説明できるときは口頭での報告を選んでください。
メールは送信したあとに、相手からの反応がなければ、報告できた確認がとれません。
忙しくしていても、報告がないと上司から足を運ぶこともあるので、都合を伺って報告をしましょう。