社会人なら知っておきたい!お葬式の参列マナー

お葬式マナー

 お葬式(葬儀や告別式)のマナーの知識があると、いざという時に役立ちますし、社会人であれば知っておかなければ常識のない人だと思われてしまいます。でも、多くの場合、お葬式はそれほど頻繁にあるわけではありませんので、マナーや常識などを知らないという方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?
 今回はお葬式に参列する際のマナーについてまとめてみました。

お葬式(告別式)の流れ

告別式の開始時間に遅れないように、早めに到着しておきましょう。また、携帯電話やスマートフォンは電源を切るかマナーモードにしておきます。

① 受付

 受付にて「このたびはご愁傷さまでございます」 「このたびは、思いもかけないことで…、謹んでお悔やみ申し上げます。」など、挨拶をします。はきはきと大きな声で言うのではなく、控えめに、やや小さめの声で述べた方がよいでしょう。もし途中で言葉に詰まってしまっても、こういう場面ですから、気持ちは十分に伝わるものです。また、死因などは詳しく尋ねたりしないのがマナーとされています。
 お通夜で香典をお渡ししていない場合は、ふくさから香典(不祝儀)を取り出し、表向きの名前を受付の方に向けて渡し、記帳します。
 

② 告別式の開式~お焼香

係員から着席を薦められたら、前の方から順に詰めて着席します。
告別式の中で、合掌や礼をするタイミングは、司会者が教えてくれます。
開式のあと、僧侶が入場し、読経が始まったら順番にお焼香をします。お焼香の順番も係員が案内するので、指示があるまで待ちます。

③ 待機

遺族が故人の柩を閉じる前に最後のお別れをします。遺族以外でも参加できるケースもあるので、希望する場合は案内に従って参加します。そうでない場合は、出棺見送りまで待機します。

④ 出棺見送り

喪主の挨拶のあと、出棺見送りとなります。寒い時期でも、出棺時にはコートを脱いで、合掌して見送ります。 もし故人と親しい間柄で、遺族から火葬場への同行を薦められたら、出来るだけ申し出に添うようにしましょう。
 

参列する際の持ち物について

 

 ◎香典(不祝儀)

 お通夜ですでにお渡ししている場合は不要です。

 ◎数珠

 社会人としてはいざという時に備えて、自分用の数珠を用意しておきましょう。 

◎ふくさ  

不祝儀用のふくさの色には紫、緑、藍色、グレーなどがあります。最近は略式のポケット型のふくさもあります。こちらも社会人としては持っておきたいですね。

◎ハンカチ 

白の無地か黒のフォーマル用を使う。色物や目立つ柄物のハンカチはNGです。

◎傘(雨天の場合)    

うっかり見落としがちなのが傘の色。黒、紺、グレーなど地味な色の物にしましょう。

◎手袋   

こちらは無くても構いませんが、もしジェルネイルなど派手なネイルアートをしていて落とせない場合、黒の布製の手袋をしていれば失礼にあたりません。ただし、焼香するときは外すのがマナーです。

お焼香の作法について

 お焼香の作法は宗派によっても異なり、主に「立礼焼香」、「座礼焼香」、「回し焼香」という3つの種類があります。

    「立礼焼香」・・・立って行うお焼香です。椅子席の式場の場合によく用いられます。
    「座例焼香」・・・座って行うお焼香です。座敷の式場の場合によく用いられます。
    「回し焼香」・・・故人の自宅での葬儀など、式場が狭い場合などに、座ったまま焼香炉を隣の人に順番に渡しながら行うお焼香です。

 ここでは、専門会場で葬儀をされる場合に多い立礼焼香の作法についてご紹介します。

<一般会葬者の場合>

① 自分の順番が来たら周りに会釈をし、席を立って前に出ます。
② 焼香台に近付いたら、遺族と僧侶に向かって、一礼をします。
③ 焼香台の一歩手前辺りで立ち止まり、祭壇の遺影に向かって一礼および合掌をします。
④ お焼香は基本的には右手の親指・人差し指・中指の3本で抹香(粉末状のお香のこと)をつまみ、指を擦りながら優しく香炉に落とします。あまり高く持ち上げすぎないように気を付けましょう。会葬者が多い場合は1回のみ、それ以外の場合は自分の宗派あるいは故人の宗派にあわせて1回~3回お焼香をします。どちらの宗派もわからなかったりする場合には、 1回で問題ありません。このとき数珠は左手で持ち、合掌の形にしておきます。

⑤ 数珠を両手にかけ、合掌します。
⑥ 焼香台を離れ、祭壇の遺影や位牌に向かって再び一礼します。
⑦ 席に戻る際に、喪主と遺族に向かって、一礼をします。

  「座り焼香」の場合も基本的には手順は変わりませんが、立ち上がらないというところが大きな違いです。常に腰を落としたまま移動し、焼香は正座して行います。

  「回し焼香」は隣もしくは前の方から順番に焼香炉が回ってきますので、軽く会釈をしてから受け取ります。焼香炉はいったん自分の前に置き、立礼焼香と同じ作法でお焼香しましょう。終わったら次の方へ回します。

お焼香の作法がよくわからない場合、先にお焼香を行う喪主や前の人の振る舞いをよく見て、同じように行えば問題ありません。心を込めて焼香すること自体がもっとも大切です。

さいごに 

最近は専門式場でのお葬式(告別式)が多いため、式場の方が次に何をすべきか全て案内してくれることがほとんどです。今回ご紹介した内容を何となくでも覚えておいていただければ、いざというとき、故人の冥福を祈ることに専念していただけるかと思います。

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