私はこうやって学んだ!接客業務で身に付くスキルとマナー

PAK85_lalamaittawai20140321_TP_V

~目次~
1お客様との会話力
2社会人としての対応力
3笑顔で耐える精神力
4業務を支える知識
5応用して使える恋愛術

女性の社会進出も当たり前になってきた昨今の日本。様々な仕事が世に溢れている中、接客業務に携わる機会は多くあると思います。今回は、接客業務を通して会得できるスキルやマナーを女性目線からお届けいたします。

1お客様との会話力

接客業務に必要不可欠なのが、お客様と会話する力。これが身に付かないと中々仕事にならないのが現実です。ではどうしたら身につくのでしょうか。
接客業務には、対面式と非対面式がありますがどちらにしても【お客様の声にきちんと耳を傾ける】ことが非常に大切です。
接客業務のトラブルでよく聞く話に「お客様のことを思って動いたのに、怒られてしまった…」「マニュアル通りに接客していたのに、気分を悪くさせてしまった…」等があります。これらは【自分本意の接客をした】から発生してしまったトラブルなのです。お客様のことを思うこともマニュアル対応するこも大切ですが、どうしても自分の想像だけで判断してしまいがちです。お客様が何を望んでいるか知るには、直接会話をするのが一番の近道なのです。より良いサービスを提供する為には、手間を惜しまずお客様ととことん話を詰めていきましょう。女性であることの強みのひとつに【どんどん押していっても男性用程の威圧感がない】という点があります。積極的にお客様とお話していきましょう。そうすることで、会話のスキルはグングン成長していきます。

2社会人としての対応力

社会で働くことにおいて持っておきたい能力。それが臨機応変に対応する力です。接客業務ではこれがかなり養われます。
例えば…
~あなたは観光地のレストランマネージャー。今日は観光ツアーの団体予約が入っており、予約時間ちょうどに料理を50食提供することになっています。すでに料理に取りかかっているシェフ達。しかし間際になって予約時間から一時間近く遅れそうだとコンダクターから連絡が入った。コンダクターは「こちらの都合なので料理は冷めても良い」と言っているが、あなたならどうしますか。他の予約状況はまばらとします。~
どうでしょうか。冷めて良いと言われているので、そのまま用意して提供してもクライアントは怒らないでしょう。厨房に混乱も起こらないでしょう。しかしツアーのお客様はどうでしょうか。コンダクターから説明を受けてもちょっぴり残念に思うでしょう。
では、到着時間に出来上がった料理を提供しますか?厨房は大混乱、もしかして無駄になる食材も出て来て大幅なロスになるかもしれません。他の予約客に迷惑をかけるリスクもあります。
あなたならどうしますか?先程の章のように、クライアントとしっかり会話して決める余裕もありません。
……難しいですよね。接客業務をしていると、人間相手であるが為にこのようなことは日常茶飯事です。ひたすらパソコンに向かう事務仕事や、工場での機械仕事等とは【相手に意思がある】ところが違います。お客様が怒ったり不快になってしまうと、接客業務では即座に失敗に繋がります。仕事は慣れ、とも言いますが、臨機応変な対応力を、対人マナーを学ぶのに接客業務はうってつけではないでしょうか。

3笑顔で耐える精神力

【相手に意思がある】対人の仕事は、自分の印象をどう見られるかが重要です。丁寧な仕事をしていても無愛想だとなんとなく感じが悪いし、表情が少ないと何を考えているか分からないものです。しかし、表情が出過ぎてもいけないのが接客業務です。
「受付をしてると電話番号を渡されて困る。取引先だから嫌な顔もし辛い」
「びっくりするような難癖をつけられる。謝る理由もないのにとりあえず謝って場を抑えるのが苦痛」
「ひたすら話続けるお客さんがいて、笑顔で聞き続けなきゃいけないのが大変」
働く女性と飲み会をすると、多く出てくる接客業務での愚痴。業種に関わらず悩みはあるようです。愚痴の後に続いて聞けるのが
「もう慣れたんだけどね。笑顔でスルーするよ」
「笑顔が張り付いて、頬の筋肉が固まっちゃった」
このような意見です。接客業務をすると、知らず知らずのうちに精神力が鍛えられます。対人マナーは高いレベルに成長するでしょう。大変ではありますが、我慢強くなるということは社会で生きていくのには必要です。これから接客業務に携わろうという方は、表情に気をつけると良いかもしれませんね。

4業務を支える様々な知識

お客様を接客することにおいて欠かせないのが、仕事に関する知識です。知識がなくてはスムーズな接客は出来ないでしょう。接客業務において会得できるスキルには、この知識が深く関わってきます。
どうせ仕事をするなら、自分の興味のある分野が良いですよね。興味のある分野に就き、仕事上の知識を生かして資格を取るのもオススメです。その後の人生にもプラスになるので、知識を増やすことは有意義です。
また、接客業務をしていると自分より詳しい知識をもったお客様にも出会います。そういった方には素直に【教えていただく】姿勢で接するのがマナーでしょう。知ったかぶって浅学が滲み出ると信用を失いますし、会社に影響が及んでは大事です。そういった知識の深いお客様に「このスタッフ、やるな」と思わせるところまで造詣を深めていれば、それは確実にあなたのスキル【財産】になるでしょう。

5応用して使える恋愛術

ここからは余談ですが、接客業務をしていると、自然と相手の気持ちが汲み取れるようになってきます。これが恋愛にも通じるんですよね。
接客業務で多くの人を見ていると、【どうしたら相手に喜んでもらえるか/気に入ってもらえるか】ということが肌で分かるようになってきます。恋愛は接客ではありませんが、相手を考えて行動するという点では同じです。意中の相手をおとしたい時は、駆引きを一種の接客と考えて相手をもてなしてみて下さい。これがけっこう効きます。(実際にお客様と付き合うスタッフ、現場にも多いのです)
接客業務で恋愛スキルまでアップするなんて、一石二鳥ですね。

さいごに

いかがでしたか。
接客業務は細かな気遣いと高いコミュニケーション能力が必要な仕事です。それは、裏を返せば【接客業務をしていれば否応がなしにスキルアップ、マナーを会得出来る】ということでもあります。接客業務に興味をもったそこのあなたも、自分のスキルアップにこの世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク