もうすぐクリスマス!クリスマスシーズンはプロポーズが増える時期で、レストランで誘われる・・・なんてことも!
もちろん結婚披露宴でも必要となるテーブルマナーを、初めてでも覚えやすいように、今紹介していきます。
【披露宴の乾杯やドリンクマナーとは?】
先に、披露宴やパーティーの時のマナーを紹介します!
披露宴のときは、主賓の方がナプキンを広げるまで、手をつけてはいけません。
理由は、先に広げてしまうと「わたしには時間がありません」と、急かす意味を与えるからです。
乾杯の時は、グラスを新婦と新郎に向けて持ち上げる動作のみで大丈夫です!
グラスをくっつけるのはマナー違反になります。
次は、ドリンクのマナーを紹介します。
ドリンクは注いでくれるので、グラスを置いたままで大丈夫です。
残すのは失礼になるので、いらない時はグラスに手をかざして合図をしてください。
最後に、席を立つとき座るときはどちらも左から行ってください。
【フォークとナイフの使い方は?】
テーブルにつくと、お皿を中心に左にフォーク、右にナイフとスプーンが並んでいきます。
外側から順番に使っていきます。
間違えても新しいものを持ってくるので、気にせず使ってください。
*席を離れるとき*
使っているフォークとナイフをお皿の中央で、ハの字におきます。
フォークは背を上に、ナイフは内側にします。
*食べ終わったとき*
フォークの背は下に、ナイフは内側にしてそろえておきます。
フランス式はななめに、イギリス式はたてにおきます。
見分け方は、テーブルに準備されたフォークなどの数が3つ以上あればイギリス式です。
【ナプキンの使い方をマスターしよう!】
ナプキンは折り目がお腹にくるように、2つに折って膝にのせます。
ナプキンは口と手の汚れをとることだけに使用します。
グラスに口紅や汚れがつくと見栄えも悪くなるので、ドリンクを飲む前に毎回拭いてあげるのが理想です。
ナプキンの使い方は、右端の内側を使って汚れをとります。
内側を使う理由は、拭いた汚れが衣服につかないように予防するためです。
*食事中に席を立つとき*
ナプキンをたたんで、イスの背もたれやイスの上におきます。
*使い終わった最後*
内側が外にこないように気をつけて、簡単にたたんで左側におきます。
丁寧にたたむと、食事やサービスに不満があるとアピールすることになるので、荒くたたんでも失礼になりません。
【スープとパンの食べ方をマスターしよう】
スープはカップの場合とお皿の場合とあります。
持ってもいい食器は、取っ手がついているカップだけです。
*お皿のスープ*
・スプーンを手前から奧にすくいます
・口にくわえないように、スプーンを添えます
・スプーンをななめに、上から流しイメージで食べます
*カップのスープ*
・できるところまでは、スプーンを使って食べて、最後は持ち上げて飲めます
・使ったスプーンはカップに入れると不安定なので、お皿の奧側におきましょう
*注意するところ*
・音を立てるのを心配して、スプーンを口の中に入れるのもマナー違反です
・実はお皿を傾けてスープをすくうのもマナー違反なので、食べるのはスプーンが使えるところまでです
・熱いときはフーフー息をかけることができません
・スプーンの金属が熱を逃がすので、冷ましたいときはスープを音を立てないように、混ぜてください
*パンの食べ方*
・食べ始めは左から
・パンをひと口大にちぎって、大きい方はお皿に戻してから食べます
・ソースやバターをちぎったひと口サイズにつけて食べます
*注意点*
・スープにつけて食べてはいけません
・ちぎるのでパンくずがテーブルに落ちますが、そのままで大丈夫です
スープを食べてからパンを食べるのが、日本のテーブルマナーになります。
海外ではこだわらず、スープがないときもあるのでパンが先にでたら、食べ始めてかまいません。
【お魚料理とお肉料理の食べ方をマスターしよう!】
共通している2つのポイントを押さえましょう!
1.食べるときは、左端からひと口サイズに切ります
2.骨があるときは、フォークで押さえてナイフで切り離します
*骨があるお魚の食べ方*
先に骨をとっていきます。
1.フォークで身を押さえたらナイフを使って、背骨にそって切り込みをいれていきます
2.上身と中骨と切り離し、上身をお皿の手前において食べていきます
3.次は下身を食べるときに、ナイフを使って頭から尾に切り込みを入れます
4.尾までナイフが行ったら、そのままナイフを使って持ち上げた骨を、奧にどかして下身を食べます。
*注意点*
・骨があるので取らずにひっくり返すと、ソースが飛び散るのでしてはいけません
・絡めにくいときは、ソーススプーンを使うことができます。このスプーンは口につけても大丈夫です。
*骨のあるお肉の食べ方*
お肉も先に骨をとります。
1.フォークで押さえて、ナイフを使って骨に切り込みを入れて、骨をとります
2.骨をとるときに大変だったら、フォークの代わりに手で押さえても大丈夫です!
*骨なしお肉の食べ方の注意点*
熱と中の肉汁も逃げてしまうので、すべて切り分けてから食べるのはマナー違反です。
食べにくくなったら、ナイフやフォークを使ってお肉の向きを変えてあげると食べやすくなります。
【デザートの食べ方をマスターしよう!】
ケーキだった場合、スポンジの生地で使うものを選択します。
かたいケーキはナイフ、柔らかいケーキはスプーンを使って食べます。
四角いケーキの食べ方は、ほかの料理とおなじ左端から、丸いケーキは真ん中のてっぺんから食べていきます。
添えてあるソースやクリームに、直接切り分けたケーキをつけることができません。
必ずスプーンやナイフを使ってつけてあげましょう。
*アイスの食べ方の注意点*
ウエハースがついているときがありますが、トッピングではなく、アイスと交互に食べて口を冷やさないためにあります。
アイスクリームにつけて食べるのはマナー違反です、注意しましょう。
【まとめ】
お皿の左右に置かれたスプーンやフォークなどを、フラットウェア・カトラリーといいます。
覚えてほしい大切なポイントは5つです。
・ナプキンの使い方
・フラットウェアは外側から
・基本は左端からひと口ずつ食べること
・骨があるときはフォークとナイフを使って先にとる
・ドリンクマナー
を押さえておくと安心です。
徐々に慣れていって、記念日やデートなどでも、コースの料理を楽しんでいきたいですね。